業界団体 2018/06/29 00:00
千葉流防協、新流通システム再開に意欲
千葉県内の景品問屋で組織する千葉流防協(高橋雄豪理事長)は6月22日、千葉市の「三井ガーデンホテル千葉」で平成30年度定時総会を開催。
冒頭、高橋理事長は「昨今、海外のカジノ業者から『カジノとパチンコとの違いは何か』と指摘を受けるケースも増えた。パチンコ業界に関わる問屋の役割として、厳格な三店方式の確立や特殊景品の商品価値の問題を解決することで、賭博との違いを明確にしていかなければならない」とあいさつ。
「そのためにも、2015年2月末で運用が中断した新流通システム(顧客から賞品買取所での手数料徴収や金賞品導入を目指すシステム)の再開が急務だ」と強調した。
特別講話では、千葉県警犯罪抑止推進室の髙橋信安室長と、同暴力団対策室の加藤龍一郎室長が登壇。
髙橋室長は「2017年の景品交換所における強盗事件は全国で9件、今年も5月末時点で5件発生しているが、県内ではともにゼロ。組合を中心とした、防犯対策の指導と訓練の賜物だ」と評価した。