ニュース 2018/07/19 19:33
「レジャー白書2018」記者発表会を開催、2017年パチンコ市場規模は20兆円割れ
7月19日、公益財団法人 日本生産性本部 余暇総研はビジョンセンター永田町にて「“レジャー白書2018”記者発表会」を開催した。
レジャー白書は余暇活動調査等をもとに、余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に分析・記録している唯一のもので、1977年の創刊以来通算42号目となる。
余暇総研主幹研究員 志村武範氏からはレジャー白書2018の特徴、概要が説明された。
定点観測として、昨年は国内観光旅行が7年連続首位。上位6種目(国内観光旅行、外食、読書、ドライブ、映画、複合ショッピングセンター・アウトレットモール)については変化はなかった。国内観光旅行以外の上位種目の参加人口は減少傾向で、7位以下では順位や参加人口の変動があり、前年を上回る種目もあった。
桜美林大学 ビジネスマネジメント学群 教授 山口有次氏からは、余暇関連市場の動向について「娯楽部門全体の市場規模は横ばいだが、パチンコ・パチスロの市場規模については、2016年の20兆4180億円から4.3%下がり19兆5400億円となり、宝くじの6.9%続く下げ幅となっている」と説明した。
レジャー白書2018は8月初旬に発行される予定となっている。