業界団体 2018/08/03 00:00
回胴遊商、中古機流通のルール変更の可能性に言及
回胴遊商(大饗裕記理事長)は7月27日、東京都港区の「第一ホテル東京」で関東・甲信越地区研修会を開催。
約220人の組合員が出席した。
大饗理事長は冒頭のあいさつで、メーカー3社が中古機の保証書を発給するとしていた件に言及。「(同件は保留となったが、)中古機流通システムにおける目視点検の精度に、メーカー側が疑問を呈したもの。そのため、中古機流通協議会で(不正対策の強化策を)議論していくことになっている。機材を用いての点検確認など、運用ルールの変更があるかもしれないが、そのときは協力してほしい」と述べた。
行政講話では、警視庁保安課の高橋正樹係長が登壇し、「業界で使用済みとなったパチスロを利用した闇スロが後を絶たず、当庁管内でも6月下旬に渋谷の店を摘発した。新台設置から廃棄に至るまで、業界は適切な管理に努めてほしい」と要請。
また、昨年11月から今年1月までリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)に出向していた岐阜県のホール企業・長良川ボウリングセンターの大野真希取締役が「私が見たRSNの現状と業界が取り組むべき依存対策」と題して講演。
RSNに対する一層の支援を呼びかけた。