企業 2018/12/28 00:00
船井総研、中小に4パチバラエティー戦略推奨
船井総研は12月18日、東京都千代田区の東京本社で「次世代経営者REモデルセミナー」を開催。
REモデルとは、定番機・大型版権機主体の4パチ営業を見直す意味で、徳村英志チーフ経営コンサルタントら、3人が登壇。
徳村チーフコンサルタントは「今年、増収増益の当社会員は4パチに力を注いだ企業ばかり。低貸しやパチスロに注力した企業は、増収増益を達成できていない。今は4パチ強化が時流」とした。
その上で、2016年は25%だったバラエティー客数比率が、今年は40%に伸びていることなどを理由に、中小ホールに対して4パチバラエティーへの特化を推奨。成功させるには販促や接客も重要だとして、「本部が店舗を全面支援する組織に変える必要がある」とも話した。
また、大阪の有力ホール・べラジオコーポレーションの吉田拓朗社長がゲストで登場。
減収減益を続け、かつ昨年2月に店長の不正が発覚したことなどから、今年2月より本部主導の店舗運営への移行を進めるほか、4パチバラエティーに特化した店づくりに取り組んでいる現状を説明。
「12月の売り上げが2016年4月の社長就任以来、初めて前年同月を上回る見込み」と成果を語った。