業界団体 2019/03/01 00:00
全日遊連が障がい者雇用促進講習会
全日遊連(阿部恭久理事長)は2月20日、東京都新宿区の「遊技会館」で「障がい者雇用促進講習会」を開催。
人材不足が深刻化する中、今後はホール業界も積極的に障がい者の受け皿となるべきとの考えのもと実施したもので、ホール関係者61人が参加。
阿部理事長は「障がい者の方々は、いわゆる健常者とは異なる、あるいは秀でた能力を持つ人も多い。そういった個性を生かしてもらうことは、単なるマンパワー不足の解消や社会貢献の枠に止まらず、ホール業界にとって、非常に有益なこと」とあいさつ。
講習会では、前半は中央障害者雇用情報センターの荒井一雄障害者雇用支援ネットワークコーディネーターと埼玉県障害者雇用総合サポートセンターの林田洋司企業支援アドバイザーが講演を、後半は障がい者の雇用を実施するホール企業の特例子会社3社(SAPハピネス、ニラク・メリスト、ビジネスパートナーズ)とホール企業1社(アスカ)の代表者4人がパネルディスカッションを行った。
東京都世田谷区から来たホール関係者は、「以前から関心があったので、非常に参考になった。ただ、登壇したのは、ある程度事業規模の大きい企業ばかり。単店経営のような企業では、真似するのは難しいと感じました」と、率直な意見を述べた。