ホール 2019/03/22 00:00
ホール大手3社が省エネで協力
ダイナム(店舗数406店舗)、マルハン(同319店舗)、アンダーツリー(同137店舗)は3月8日、電力調達や地球環境保全(省エネ)を推進するコンソーシアム(共同事業体)を発足したと発表。
もともとこの3社はコピー用紙など、消耗品の共同購買や女性活躍推進などで交流があり、マルハンの提案をきっかけに実現したもの。温室効果ガスの削減に向けた電力の有効活用に取り組んでいく。
同コンソーシアムには、東京電力エナジーパートナーがパートナー企業として参画し、3月7日、東京都千代田区の「銀座三井ビルディング」で、第1回勉強会を開催。今後は、2030年度までに温室効果ガス排出量を2013年度の水準(14億8000万トン)から26%削減する国際合意「パリ協定」の日本政府目標について、各社が目標達成に向けた取り組みを進めるとともに、ホール企業にコンソーシアムへの参加を呼びかける。
それに併せて、各分野で知見のあるパートナー企業を募り、地球温暖化防止対策を目的とした勉強会・情報交換会の開催や各社、および他産業の省エネ活動優秀事例を試験・検証し、同事業の成果を公開することで、エネルギー削減に貢献するとしている。